Quality First 高品質の追求
当院の品質管理における取り組みについて
2017年10月に当院のクリニカルリサーチセンター長に就任以来、一貫して、品質管理体制の更なる強化に努めており、QMS(Quality Management System)年間計画の見直しやSOP(Standard Operating Procedures)の改訂・新設等を積極的に進めています。
品質管理は特定の担当者の専任業務ではなく、組織の構成員全員の責務です。当院では品質管理委員会、技術管理委員会、教育研修委員会など品質に関わる九つの委員会を設置しており、ほぼ全職員がいずれかの委員会に参加し、あらゆる角度から品質の継続的改善に努めております。
さらに、将来のISO 15189認定取得の布石として、2018年2月に3名の職員がISO 15189内部監査員の資格を取得しました。彼らは今後、当院の品質管理活動において指導的な役割を担っていくことが期待されます。
ICH E6 (R2)が合意され、リスクに基づいたQMSの構築が求められています。時代の要請を踏まえ、常に進化、成長する組織であり続けるために、今後とも努力を積み重ねて参る所存です。今後とも、ご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。
一般社団法人ICR附属クリニカルリサーチ東京病院
院長 深瀬 広幸